どうやらニュースによると
高級外車の売却益の申告もれが結構摘発されているようで、
納税意識が低い人は改心しなさい、という記事のようですが、
まあ理解がなかなかできていないというところかもしれません。
よく自動車が節税になるとして購入を考えること多いと思いますが、
これは、中古の自動車の場合には耐用年数が
(法定耐用年数 ー 経過年数)+(経過年数 ✕ 20%)
(なお、1年未満切り捨て。ただし、2年未満は2年。)
の算式で計算します。法定耐用年数は5年なので、3年経過した中古の外車を
購入すれば2年で経費として落とすことができます。
しかし、それは減価償却費として取得費を減じることになりますので、
売却した時には、当初の購入価格から儲かったかどうかではなく、
減価償却後の帳簿価額と比較して売却損益を計算しないといけません。
あと、個人での購入の場合にはすべてが事業用として考えることはなかなか
難しいところかと思いますので、法人での購入が望ましいと思います。
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