いなべ市で楽器でふるさと納税の試みが行われるようです。
マーケットエンタープライズというマザーズ上場の会社が査定を行い、
その査定額が寄付額としてふるさと納税の適用が受けられるようです。
教育機関において楽器が不足しているため、
遊休楽器を募り、現物として提供することを狙っているようです。
寄付者には返礼品としてその楽器で奏でる演奏会に招待される模様です。
非常に面白い企画ですね。この会社もこの事業で利益が出るようには思えないので
宣伝効果を狙ってのことでしょうか。
正直、楽器の市場や価値についてはよくわからないのですが、
高価なものは高価かと思います。
こういった価格情報がふるさと納税の申告を通じて収集されることによって
楽器愛好家の皆さんに不利に働かないか少し心配です。
相続の申告において一般動産についても計上しないといけません。
原則として、売買実例価額、精通者意見価格等を参酌して評価します。
ただし、売買実例価額、精通者意見価格等が明らかでない動産については、そ
の動産と同種及び同規格の新品の課税時期における小売価額から、
その動産の製造の時から課税時期までの期間
の償却費の額の合計額又は減価の額を控除した金額によって評価しますので、
遊休楽器については表に出なければ低い評価なのかもしれません。
0コメント