中央出版

 またまた大きめニュースが

ありましたね。

 中央出版HDの創業者財産の株価評価に際して、

財産評価通達

総則6

この通達の定めによって評価することが著しく不適当と認められる財産の価額は、

国税庁長官の指示を受けて評価する。

 を適用して、財産評価通達178以降の取引相場のない株式の

通常の評価方法を否認した

というニュースのようです。詳細は全然分かりませんが、

中央出版の公告から会計上の利益剰余金の情報からすると

通常はホールディングもその子会社株式の評価が取り込まれますので、

相当な価値があるものと想定されます

(資本関係もどうなっているのかは分かりませんので推測です)。

しかも他の領域の事業会社もたくさんグループにあるようです。

 ただ、ホールディング自体が事業会社として相当な大会社であれば

(HPを見た限りではそのようには全く見えません)、

類似業種比準価格をある程度併用して割安の評価にしていた可能性も

ありますが、えげつないことをしたのでしょうか。まあ後続の情報を待ちましょう。

 検索すると贈与税の回避で有名な「中央出版事件」もたくさん出てきますので、

いろいろな動きが当局に注目されていたのは間違いないでしょう。

 個人的には島田紳助のCMのイメージしかないのですが。。。

さくら坂税理士法人(旧:河野太一税理士事務所)

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