ホームページ

　ホームページの作成に

要する費用ですが、意外と難しかったりします。

なかなか節税効果がないものが多い中で、

期末近くにホームページの

作成を大規模に発注することも多いと思いますが、

当然、これは役務提供が終わっていなければ

前渡金の扱いになります。

　また、期間費用として、既存のページの保守料金のようなものを

1年分前払いで支払う契約にした場合には、短期前払費用の特例として

一時に損金にできる可能性もあります。

　圧倒的スピードでその期のうちに作成、引き渡しまで終了させた場合であっても

ホームページについては資産価値があるかどうかを検討しないといけません。

　プログラムが組み込まれたようなもので高度な技術が採用されているものは

ソフトウェアとして資産計上する必要があります。この場合は原則5年で減価償却をします。

また、そうでないものだとしても

頻繁に更新をしないものであるのであれば、その使用期間に応じて前払費用としなければ

なりません。動画などはプログラムと考えられなくもないですが、最近の手軽さから言って

個人的には広告宣伝費でいいのではないかと思います。

　企業のホームページを頻繁に変更しているケースも見ますが、節税対策なのかもしれません。

逆にどっしりとトップページは構えてコンテンツだけ更新をしている場合は、

コンテンツの部分のみ広告宣伝費として一時に費用になるでしょう。

　ちなみに国税庁のこのホームページに関する質疑応答が消え去っている模様です。

脱構築みたいでかっこいいですね。